店舗の棚板をDIYする為に杉板をユニディで買ってきました。そのまま置いただけだと違和感丸出しなので、ワトコオイルのエボニーを使って古材風に仕上げてみました。
目次
WATOKO(ワトコオイル)とは?
イギルス生まれの木材用オイルステイン。これを塗ると木目がいい感じに出るのでDIYをする方に非常に人気のあるオイルです。
以下、ワトコオイルのホームページより詳細を引用させて頂きます。
主な用途
家具、床、工芸品など内装木部全般
容量
200ml / 1L / 3.6L / 16L
カラー
ワトコオイル
ナチュラル / ホワイト / チェリー / マホガニー / エボニー / ドリフトウッド / ミディアムウォルナット / ダークウォルナット
特徴
ワトコオイルは、亜麻仁油を主成分に塗装しやすいよう配合された、ワトコシリーズの原点ともいえるスタンダード商品です。
発売以来、多くのお客様にご愛用していただいております。
ティンバーレックスは、より品質の高い溶剤を使用することで、従来のワトコオイルに見られたにおいや乾燥の問題を改良した
新しいタイプの商品です。フローリングなど広い面積を塗る場合にはティンバーレックスをお勧めします。備考
・ワトコオイル同士のブレンドは可能です。お好みの色に調合してください。
・ティンバーレックスは仕上がりによりかすかな光沢が出ます。
・ワトコオイルを床に塗っていただいても問題ございません。
今回使用する木材は杉板
ユニディで買った杉板です。
荒材なので表面はザラザラしてるし、パッキンの凹みあるしで決して良い木材ではないです。
拡大するとこんな凹凸があります。
このボコボコした表面をサンダーで平らにします。
BOSCHのサンダーを借りました
お馴染みの「大畠稜司建築設計事務所」さんにBOSCHのサンダーを借りました。
【BLACK&DECKER】1台3役!ブラックアンドデッカーのマルチエボが評判通りだったで書きましたが、一応は電動サンダーもってます。
ただあまりのパワー不足と騒音に見兼ねた大畠さんが貸してくれました。
ほんといつもお世話になってます。
WATOKO(ワトコ)オイルで塗る前に古材風加工
磨いた後は道具を使って古材風に加工していきます。
使う道具は店の前に落ちてたコンクリートと
ダイソーで買った200円のハンマー
この2つを使っていきます。使い方は道具を使って木材を「叩く!」
それだけです。
叩いた結果
こんな感じでボロボロになりました。
このままステインを塗ると木割れが指に刺さって怪我をする恐れがあるので、もう一度やすりがけをします。
エボニーで塗る
ある程度整えたらステインを塗ります。余分なオイルを拭き取る為とオイルを均一に伸ばす為にささっと乾拭きします。
乾拭きを行うと下記の画像のようにマットな質感になります。ちなみに凹んでいてオイルがしみこまない場所はスポンジを使って押し込む様にすると塗れます。
30分くらい放置して一度乾拭きをします。これは浮き出した余分なオイルを拭くためです。
次はもう一度ワトコオイルを塗ってオイルが乾く前に水磨ぎを行います。
できあがりがこちら。
オイルのテカリもなく、マットな質感です。
傷や節の部分が他よりも黒く染まっていて古材みたいです。
もとの杉材と比較
使い古した感が出ていて個人的には気に入ってます。
傷を入れた部分もきちんとワトコオイルが染み込んでいます。
最後に
WATOCO(ワトコ)オイルを塗る前にきちんと表面をヤスリがけし方がムラがなく、見た目も綺麗になると思うのですが、個人的にはムラがあった方が好きです。
比較画像の右にある杉材はWATOCO(ワトコ)オイルのミディアムウォルナットで塗ろうと思ってます。
完成したらまた比較記事を書きますのでお楽しみにー♪
追記:比較記事書きましたー「【WATOCO】ワトコオイルのミディアムウォルナットとエボニーの色比較【見本】」