「一軒家をDIYでリノベーションしてカフェにしよう」というワークショップにお手伝いとして参加しています。天井剥がしや、漆喰の塗り方、床板(フローリング材)の貼り方など全8回のワークショップを通して学び実際にDIYするこのイベントですが、第1回と2回が終了したので記事にまとめます。
まず第1回目は天井剥がしです。
天井を剥がす前に
天井の裏には柱があり、その柱に板を取り付けて天井としている為、柱を傷つけないように、講師の大畠さんが、天井の壊し方と、柱がどこにあるのかの確認方法を事前に説明します。
DIY素人にはこの様な講習ってとても為になります。事前にどこまで剥がしたり壊したりして良いのか教えてもらえるだけで、今後のDIYに役立ちます。
DIYでバールはなかなか使わないかもしれませんが、やかなづちでもOK!DIY素人でもかなづちなら持ってる筈笑
天井をトントン叩くと、音が違う部分があります。
柱が通っている部分は重い音がして、ゴンゴンと鳴り余り響きません。
柱がない部分を叩くと、軽い音がして、音が響きます。
DIY初心者の僕でも音の違いはハッキリとわかりました。
今後、お店の天井を何かする時に参考になりそうです。
また、この確認方法は様々なDIYで使えます。例えば壁なども同じようにコンコンと音を鳴らすと、どこに柱があってどこが壊すべき板なのか教えてくれます。
天井を解体
確認後、柱が無い部分をバールで打ち抜きます。
この写真の方も勿論DIY初心者です!
天井に穴が開いたら後は剥がすだけ!力いっぱい剥がす!というよりも引っぺがす感じです。
DIYしながらストレス発散にもなります。
天井を剥がす際には天井周りを確認しましょう!石膏ボードでも頭に当たると怪我をします!
野縁の解体
天井を剥がし終えたら、次に天井が打ち付けられていた、柱を解体します。
柱と表現していますが、正確には野縁といいます。
この画像のように田の字型に張り巡らされているやつです。
建物によりけりですが、今回は力任せに壊してしまって大丈夫との事なので、全力で取り壊しにかかります。
ジグソーやノコギリを使い、真ん中をぶった切ってあげると、あとは体重をかけて野縁にぶら下がるだけで、バキバギ折れていきます。
ジグソーやのこぎりを持っていなくて、これから購入を考えている方にはこちらの記事も是非読んで欲しいです!
DIY初心者にもってこいの電動工具セットです!
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一通り解体し終わるとこんな画像の様な太い柱が出てきます。これは取ってはいけないので、その両脇にある角材の野縁を取ります。
いきなりですが、天井解体後がこれです!
だいぶスッキリしました。ビフォー アフターで比べてみると一目瞭然。当然ですが天井が高くなりました笑
解体後の瓦礫の山
釘が刺さっているので危ないので慎重に取り扱いましょう!
とりあえず天井解体編はここまでです。
次の日、筋肉痛になりましたがやぱpりDIYで何かをするって楽しいですし、今回の天井剥がしは良い運動になりました。
天井をペンキや漆喰で塗ったり、板を打ち付けるのとは違って、天井を剥がす時に粉塵が舞うのでマスクなどは必須ですし、DIY出来るような服装も大切だなと実感しました。
DIYと作業着なイメージですが、今回はスノボのウェアで作業しました。おかげで粉塵が付く事も無く、服の中に入ってくる事も無かったので、スポーツウェアもDIYに向いていると思います。
とりあえずDIYで天井を剥がすのには軍手・マスク・ゴーグル・汚れてもいい服装は大切ですね!
DIYで天井を剥がす事はなかなか無いかもしれませんが、もし機会がある方は是非チャレンジしてみて下さい。
以後、壁紙剥がし編へつづく!