アンティーク商品の紹介も兼ねてアメリカのDIY本の紹介をしたいと思います。
DIYは「do it yourself 全て自分でやる」という意味ですが、日本では主に家具やインテリア雑貨作りにDIYという言葉が用いられていますが、アメリカのDIYは日本とは次元が違います。
本当に「何でも自分でやる」その言葉通りの濃い内容のDIY本です。
全12巻のDIY本。完全にシリーズ化としています。
しかも12巻もDIYについて書く内容があるという事だけでも恐ろしいです。
実際に記載されている内容の一部を紹介していきます。
目次
DIYでワークテーブルを作ろう
ここら辺は日本でも良く見かける内容です。ただ当時の作り方なので、時代を感じさせるデザインや作りになっています。
設計図の表記は全てインチやフィートですが、参考になる内容です。
DIYで本棚を作ろう
良くアンティーク屋で見かける高そうな本棚の作り方です。
このページはかなり気に入っていて、いつか自分もDIYでこんな本棚を作りたいなと思っています。
この本に出会わなければ作り方などもわからなくて、設計図を書く気にもなれず、きっと実行には移せなかったはずですが、今なら実行に移せそうです。
お金次第ですが笑
DIYで本棚を作るより、ニトリなどで買ったほうが安いとは思いますが、こんなカッコイイのをDIY出来たら素人脱却出来そうな気がします。
DIYでマガジンラックを作ろう
日本であるようなありきたりなラックではなく、おしゃれな三脚を使ったマガジンラックです。
いや、マガジンラックテーブルです笑
テーブルの三脚もDIYで自作できるように、丁寧に説明されています。
ただ設計図の表記がインチやフィートなのが痛いですね!
㎝に置き換えるのが面倒です笑
DIYで船を作ろう
もうDIYの次元を超えています笑
そもそも船をDIYで作ろうなんて発想が何処から来るのか笑
ただのギャグではなく、大真面目に船の作り方について事細かに説明されています。
DIYで船を作る事は一生ないと断言できる位に僕には関係のない設計図ですが、アメリカ人のDIY精神は凄いなと。
DIYでウッドデッキを作ろう
以前紹介した「【DIY】素人がプロにウッドデッキの作り方を教わってみた」と似たような感じのウッドデッキの作り方ですが、この時代にこの技術が確立されていて、それをDIY本に載せていることに驚きです。
今の時代なら「DIY ウッドデッキ 作り方」などと調べれば 検索結果にいろいろ出てきますが、この時代のアメリカ人は既に本にしてしまっている事を考えると、DIYで何かを作るというのが当たり前なんだと感服。
DIYで小屋を作ろう
一見、家に見えますがこれは小屋の作り方を説明している設計図です。
この要領で家も建てられそうな位、事細かに設計図が記載されています。なかでも小屋を建てるときに使うDIYパーツの事にも触れられており、今でこそ日本のホームセンターに売っている様な建材が当時から身近にあったのだと想像させられます。
現在でも同じ要領で家を建てているのかわかりませんが、当時の建て方がかなり参考になります。
DIYで木を切ろう
僕は絶対に参考にならないであろうページです。
木なんてこの先一生切ることはないと思いますから笑
ただ昔の人はこうやって木を切り倒していたんだなと勉強になります。
木を斧で削ってから、のこぎりで逆側から切っていくと、途中で木自体の重みが斧で削った部分に負荷としてかかり、自然に倒れるという説明なんですが、木を倒す方向も重要だと書いてあります。
この要領で木を削れば倒したい方向に木を楽に倒せるそうです。
適当に切っていたら変な方向に倒れてしまって、その先に何かあったら大変な事になりますからね。
DIYで車を磨こう
洗車の仕方をDIYで紹介していると何か違和感を覚えますが、洗車だって自分でやれば立派なDIYですよね!
DIYと言われると日曜大工的な事をイメージしますが、DIYはそうゆう事じゃないんだと、
自分で何でもやることがDIYなんだと教えられました。
洗車なんてあまりやってないので、今度天気のいい日にDIYで洗車してみます笑
おわりに
車の修理など何でもDIYでやってしまうアメリカ人の歴史がこの一冊に詰まっています。
今回紹介したDIYはほんの一例にすぎず、ありとあらゆる事に関するDIYがこの12冊に詰まっています。
紹介はしていませんが、DIYで虫を取ろう⇒DIYで竿を作ろう⇒DIYで取った虫と竿を使って魚を釣ろう⇒DIYで魚を調理しよう、といった流れで「生活における全ての事を自分でやろう、それがDIYだ」と教えてくれる歴史的にも大変貴重なシリーズです。
販売はしていませんが、店内で閲覧可能なので興味がある方は是非遊びに来てください♪
みんなでDIY生活をenjoyしましょう^^